映画を仕事にする

04.02.14 / Author:


スクリーン2

これまでは、映画業界で働こうと思った場合、

制作会社やテレビ局でアルバイトをしながら、もしくは助監督として日々映画制作に奔走しながら監督になる、といった形が多く、映画制作を教える専門学校はあまり存在しておりませんでした。

ですが、日本映画学校(日本映画大学)の開校を皮切りに、映画製作を学校で学ぼうと志す若者が増えてきました。

今や、業界の人材を支えているのはこのような学校出身者といっても過言ではありません。

映画業界の仕事

・映画監督

映画監督の主な仕事内容は、役者の芝居を考え指導したり、カメラマンとカット割を考えたり、時にはシナリオ制作にも携わるなど、作品作りのリーダーを務めます。

高いセンスが求められるので、作品作りの腕が問われます。

・プロデューサー

企画の提案、スタッフ・キャストの選出と呼び込み、製作費の管理、スケジュールの考案など、映画制作の総合的な管理を行います。

興業の成否が問われる仕事なので、組織のトップと言えます。

・シナリオライター

作品の土台となるシナリオは、作品の質に関わる仕事です。

起承転結、で知られるように物語の流れ、構成、セリフ、を考え、映画の設計図を仕上げます。

物語が書かれた原稿という感覚ではなく、前述したとおり映画の設計図を作成する仕事なので、書式が決まっており、シナリオを書くうえでは最低限書式を覚えておかなければなりません。

・カメラマン

カット割を考え、カメラの操作、フィルムの点検、交換などカメラに関わる仕事をします。

カット割を考えたりカメラの操作をするのはチーフの仕事であって、フィルムの点検、交換はアシスタントがこなします。

映画作りを肌で感じられる花形職です。

・照明

役者や背景の明るさを調整する仕事です。

照明器具を配置するだけでなく、光量の計測・調整を行います。

フィルムが繋がるように光量と光の色味を考えなければならないので、多くの経験が必要な仕事です。

学校で学ぶこと

映画制作は、主に上記した部署が協力して制作していきます。

学校では、座学で機材の基本操作を習得した後、撮影チームを組んで実践していきます。

複雑な撮影機材を操作するのは、困難なことです。

多くが何度も失敗してしまうのですが、失敗することは体で覚えることになるので、撮影実習は失敗するためにあるといえます。

独学で映画を撮ることは可能なのですが、学校へ通うことの意味を考えた場合それは、撮影するチャンスに恵まれている所にあります。

撮影機材は高価なものが多く、個人で購入・レンタルするのは大変苦労がいります。

専門学校の多くが、在校生に限り撮影機材が解放されているので、費用面で大きな助けとなってくれます。

映画は協力して作っていくものなので、友達や先輩、あるいは講師と繋がりを作っていくのにも便利でしょう。

一人で出来ない仕事だからこそ、仲間が集まる学校の価値はあると言えます。

Comments: 0